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脱18禁の洗礼

本人の名誉にも関わりますので、あんまり大きな声では言えないのですが・・・

この4月から大学生の二男は、国立に落ちた時点で、関西の私立に行くことを決め、大学の寮に申し込みました。上二人は地元の大学へ行きましたので、何も考えていなかったのですが、家を離れる+私大ということで、できるだけ経済的に、また安心な場所と考えて、寮に住むと決めたのです。

寮は何ヵ所かあって、管理人さんとかはいなくて完全自治、半年は2人部屋、その後1人部屋になるのですが、何と言っても月額9900円。もちろんトイレ、お風呂、食堂などは共同だけど、自炊設備もあるらしく、料理のできる息子は楽しみにしていました。

書類審査はすぐにパスし(一定以上の収入のある家庭は落とされます)、面接を兼ねた入寮選考に一泊で出かけて行ったのですが・・・「どうだった?」と夜メールをしてみると、たった一言「正直嫌」の返信。え?あれだけ張り切って出かけたのに…それに一番親思いで少々のことは我慢する二男が「嫌」だなんて何があったのだろう??と心配していました。

翌日帰宅すると「かーさんたちには申し訳ないけど、どーしても寮は嫌だ!お願いだから普通のところに住ませてほしい」と言います。これは只事ではないとよくよく話を聞いてみると…

何でも当日は土砂降りの雨、それでもスポーツ交流があるとのこと、どうするのかと思いきや、土砂降りの中で2時間サッカーをしたのだそうです。まぁそこまではよかった。それからシャワーをして、夕食の歓迎会になったところ…何人かの先輩と入寮希望者がいたそうですが、何だか訳のわからないコールが起き、いきなり先輩の1人が机の上に乗って、服を脱ぎ、全裸になったのだそうです。(あ、もちろん男子寮です)

びっくりした二男は、同じテーブルに座っていた先輩に、小声で
「あれって何ですか?」
と尋ねると、
「あれは、寮に入るとみんなやらされるんだよ」
と笑って言ったのだそうです。恐れおののいて、
「やりたくない人はどーするんですか?」
と聞くと
「いや、とにかく強制、全員やらされるよ」

もうその一言で青ざめた純情な我が息子は一気にトーンダウン。絶対にここには入るまいと思ったのだそうです。おまけにぜんそくっ子だったので身近にタバコを吸う人は誰もいなかったのに、とにかくそこはタバコの煙がもうもうだったそうで、「どう考えても生理的に合わない」との結論。

「お願いだから、普通のところに住まわせて~~~」一晩経って少しは落ち着いたものの、きっとその場では涙目になっていたのではないかと…。

さて困りました。もう3月も半ば過ぎ、推薦入学や国立を受けない人たちで、学生向きのアパートなどはほとんど埋まっているそうで、どうやって探そうと思案したのですが・・・それでも持ち前の楽観主義です「きっと何とかなるでしょ!」とりあえず、翌日アパート探しに出かけることにしました。

学校の推薦するアパートやマンションを統括しているところへも電話してみたのですが、値打ちで良いところはもう全部埋まっている、もしや空きがないかとカタログの最初に乗っている学生専用マンションなどとうにいっぱいとのこと…。元気のない二男を励まそうと、その日の夜のセミナーについてくるように誘いました。

そして「まぁそんなに落ち込まないで!明日の物件探しの前に、易を立ててみようよ!」と言うと「うん・・・」私が立ててもよかったのですが、本人にやり方を教えて立てさせました。すると出た卦が

「火天大有」

これは「わが世の春の時」という意味で、気力、実力ともに充実、地位やお金や世間の評判など、大いに所有でき、願いも大いに叶う。でも決してうぬぼれることなく、謙虚な気持ちを忘れぬよう、さらに詳しく見ると、大いに所有する時のスタート、本文を守って土台を固めよとのことです。これで少しは気をよくした息子、気持ちを切り替えて、セミナーについてきました。

夜のセミナーの間、一番後ろに座っていた息子、途中何度か出たり入ったり、落ち着かない子だなと思っていると、終わってから息子が言うには、何でも先ほど問い合わせたところから連絡があり「急きょ学生専用マンションにキャンセルが出た、何度か抽選会をしていてキャンセル待ちの人もあるが、たまたまさっき問い合わせてくれた志水くん、明日必ず来て契約してもらえるなら優先的に回します」とのことだったそうなのです。

そこは寮よりは少し家賃はかかるのですが、リフォームしたばかりの個室で、トイレ、風呂、食堂は共同だけれど、食事も出るし、オートロック、駅にも近い、人気のマンションなんだそうです。二つ返事で頼んだそうでした。

「易ってすごいね、あの時点では『何が所有や』と思ったけれど、あの易から2時間も経ってないよ、連絡来たの」と息子。
「そうでしょ、易ってすごいでしょ!!」

というわけで、脱18禁の洗礼を受けたおかげで、値打ちで良いところに住めることになったわけです。聞いてみますと、キャンセルなどまず出ないのに、契約していたその人、お父さんが何と、4月からその地方へ転勤となり、一家そろって引っ越すから、学生マンションをキャンセルされたのだそうです、しかもうちが問い合わせた直後に。

人生、何が幸いするかわかりません。本当に今回はありがたかったです。短い期間にドタバタありましたが、おかげさまで無事3月末に引っ越すことができました。

でも・・・大学にかぎらず寮っていうのはみんなそんなものだと、いろんな方から聞きました。我が家のように親子揃っての世間知らずは困りものです。まぁ息子も、いろいろ経験しながら大人になって行ってくれることでしょう。






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  1. 2008/04/07(月) 11:38:51|
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